100万円入りますか?
このところ、革小物業界のトレンドと言えば、もっぱらミニ財布。キャッシュレスの後押しを受けて、お財布は年々コンパクトになり、各ブランドがこぞって新しいカタチを模索し続けています。
そんな中でも、時折いただくのが「100万円分のお札が入るお財布はありますか?」というお客様からのお問合せ。急速な電子マネー化が進む今だからこそ、リアルに求められているのは現金がたっぷり入る大容量なお財布なのかもしれません。
ここでは、キャッシュレス時代の真逆を突き進むビッグウォレット(大容量財布)を紹介していきます。
当店でお取り扱いしているビッグウォレットの中から、特に人気の高い二大巨頭をピックアップ。それが、BAGGY PORT(バギーポート)の2406とPlog(プログ)の6145の2品番です。
サイズ的には、どちらもお財布2個分相当。一般的な長財布と比べて、とりわけ厚みを感じます。それに比例するように、ズバ抜けた収納力を誇ります。
2406
Baggy Portマチありポケット×4の特大ラウンド
見るからにたくさん入りそうなビッグサイズのラウンド長財布。厚みだけでなく、縦横も大きめにつくられています。中は左右対称のレイアウト。片側だけでもマチありポケット2室とカードポケットが13室もあるので、自分用と家計の仕分けにも対応できます。小銭入れは中央にひとつしかありませんが、お財布としてはめずらしく、スマートキー対応のポケットも付いています。
6145
Plogダブルファスナーの持ち手付きラウンド
2つのファスナーポケットに分かれたマルチ収納型のラウンド長財布。ベルト付きで、クラッチバッグのように持ちやすいのが特長です。中は、一方が大容量のギャルソン小銭入れとマチありポケット2室。もう一方は、カードが39枚も収納できるジャバラポケットになっています。カードはもちろんですが、現金もたっぷり収納可能。用途別に入口が分かれているおかげで、自然にお財布内が整います。
検証
100万円は入るのか?
本当にお札が100枚入るのか、実際に試してみました。残念ながら予算の都合でホンモノは用意できなかったため、段ボールを一万円札に合わせてカットしたもので代用。100万円の札束=厚さ1センチとのことなので、5ミリ厚の50万円分2つを使って検証しています。