コルテロについて

Cortello（コルテロ）は、革のセレクトと日本の革職人によるものづくりにこだわる、新進気鋭のレザープロダクトブランド。名前は、イタリア語で牛や山羊など、動物の【角】を意味するcornoと、それらを元につくられた革を加工するための【包丁】を意味するcoltelloに由来します。クラシックな素材とシンプルなデザインに、現代のライフスタイルにフィットするギミックを追加した、多機能な革小物を提案しています。

ワイルド系の個性派イタリアンレザーを使用

イタリアの老舗タンナー・テンペスティ社のテキサスは、一風変わった個性的な表情が魅力のイタリアンレザー。同社を代表するレザー・エルバマットの表面をバフィング（研磨）して微細に毛羽立たせることで、ワイルドかつスモーキーな質感を表現しています。特にグレーは、染めムラや革特有のキズなどの影響が無骨な雰囲気となって顕著に出ています。使い始めはマットな手触りですが、エイジング（経年変化）とともに見違えるような光沢感と色の深みが生まれます。内装には、部分的にオイルダコタと呼ばれる姫路レザーを使用しています。

横幅コンパクト設計のLラインロングウォレット

スリムなL字ファスナー長財布です。縦入れのカードポケットを採用することで、収納量をキープしつつ、利便性アップと横幅のコンパクト化を実現しています。前面に見られる斜めのカッティングは、ブランドロゴにあるナイフの刃先からイメージしたもの。デザイン的なアクセントとなっているだけでなく、機能面でもカードなどをスムーズに出し入れするのに有効な設計です。あえて裏地を付けず、リアルな革の素材感を楽しめる仕様になっています。

ギミックとディテール

【サイズ感】一般的な長財布よりも、横幅が少しコンパクトになっています。理由は、縦入れのカードポケット。通常ならカードを横向きに２枚分並べた長さが、長財布の横幅の基本となりますが、カードの向きを変えることで収納レイアウトを見直し、現代的なサイズ感に再構築しています。

【カード収納】カード収納は、縦方向に出し入れするタイプ。ポケット部分を帯状のパーツにすることで、余計な厚みが出にくい構造になっています。左右に余裕のあるつくりになっているため、カードを取り出す際は斜めにスッと引き抜くことができます。

【フリーポケット】中にあるファスナーポケットの片面には、大きめのフリーポケットが付いています。レシートやチケットはもちろん、通帳・パスポートなどを挟んでおくこともできます。

バランス良く、効率良く使えるスリム長財布。

中央にL字ファスナーポケットの小銭入れ。その両サイドは、札入れスペースとして利用可能。側面に付くフリーポケットは、通帳サイズも入るマルチ収納。最大のポイントは、縦入れ６枚分のカードポケット。余裕のあるつくりになっているため、数枚を重ねて入れることもできます。レイアウトを調整してコンパクト化を図ると同時に、使い勝手も良くなっています。

カラバリについて

テキサスレザーの独特なニュアンスが感じられるグレー＆ブラック（BK-GY）と、オールブラックでまとめたブラック＆ブラック（BK-BK）の２色展開です。イタリアンレザーと姫路レザー、２種の革を異なる配色で組み合わせた手の込んだつくりで、シンプルさの中に素材へのこだわりと日本の革職人への信頼を感じる仕上がりになっています。